用語説明

ALMA(アルマ)

Atacama Large Millimeter/submillimeter Array

大気による吸収が少ない南米チリの5000m級高地に,約10km四方に配置された12m級および7m級パラボラアンテナ計80基からなる巨大電波望遠鏡であるアタカマミリ波サブミリ波干渉計。観測する電磁波の周波数は30GHzから950GHzの広範囲にわたり,その規模は最大14kmの口径を持つ巨大電波望遠鏡に相当する。また,解像力(0.01秒角)はハッブル宇宙望遠鏡をしのぎ,ハワイにあるすばる望遠鏡の10倍の性能になる。

日米欧の国際共同プロジェクトとして計画され,2012年に本格的な運用が予定されている。