用語説明

OIF

The Optical Internetworking Forum

1998年6月に設立され,オプティカルネットワーキング技術を使用して,データ交換〔IP(Internet Protocol)を中心にATM(Asynchronous Transfer Mode)も視野に〕とルーチングのための相互運用可能な製品とサービスを開発し,展開することを奨励し,啓蒙活動を行うフォーラム。加盟社数も2000年2月に150を超える規模になった。

本フォーラムでは,データネットワークと光ネットワークとの間のインターネットワーキングの標準化を目指している。具体的には,データ網側の装置であるIPルータと,光ネットワーク側の装置であるWDM(Wavelength Division Multiplexing)装置との間のインタフェースの標準化から着手している。

OIFは,7名で構成される評議会(Board)の下に,技術委員会(Technical Committee),マーケティング委員会(Market Awareness & Education Committee)が設置されている。技術委員会の下には,アーキテクチャ,物理レイヤとリンクレイヤ(PLL:Physical and Link Layer),オペレーションと網プロテクション(OAM&P:Operation Administration and Maintenance & Protection),シグナリングの4つのワーキンググループ(WG:Working Group)が設置されている。