用語説明

AT-64ST board

データ通信専用の廉価型ISDN通信ボード。NTTと(株)ジールで共同開発し,1996年6月4日,NTTアドバンステクノロジ(株)から販売。本機は,専用のドライバソフトや特殊な設定がないので,モデムと同じ感覚でオフィスや家庭からインターネットやパソコン通信をISDN回線で利用できる。

主な特徴は,安価,データ通信に限ったISDN回線Bチャネル1回線の利用が可能,非同期通信(4,800/9,600 bit/s,19.2/38.4 kbit/s)および同期通信(64 kbit/s)をサポート,モデムを操作するための命令形式であるATコマンドが利用可能,PPP(Point to Point Protocol)の非同期/同期コンバータを搭載,Windows3.1,Windows95,MS-DOSOS/2等に対応。