用語説明

Optos(所外業務支援システム群)

Outside plant provisioning and intelligent operating systems

所外系設備における業務形態や設備形態の変化に柔軟に対応するため,新線路設備管理システム,MARIOS,N-CAPS等に変わるものとして構築されたオペレーションシステム。

グループ会社・関連会社を含めて,新たな業務のフロースルー化を図る。データベース(DB)を中心にした業務運営を実現するため,業務の流れに従ったデータのフロースルー化やシステム間をネットワークで接続し,DBを共用できるシステム構成としている。またクライアント/サーバ方式の採用により,運用形態の多様化にも適用できるシステムとしている。

Optosは1998年4月に先行導入し,その後機能拡充を行い,1999年9月から順次導入を拡大し,最終的には新線路設備管理システムの心線データを移行し,CUSTOMとの接続を終える2000年12月をもって導入完了とする計画。

本システムは設備管理,設計・竣工,設備運営系,計画系の各システムから構成されており,それらのシステムはデータベースとアプリケーションを分離配置することで機能追加等が容易となり,多様化するマルチメディアサービスにも柔軟に対応可能な構成としている。また各システムはアプリケーションで実現する機能を除き,基本的な処理が同じであることから,同様なソフトウェア構成としている。

計画系システムは,ミドルソフトとしてMARIOSで利用しているオブジェクト指向技術によるエンドユーザコンピューティングツールを汎用化し,Optos端末で利用可能にすることで,MARIOSのアプリケーションを継承している。