用語説明

PIL

Photonic Internet Lab

光とマネージドネットワークの技術をコアコンピタンスとして,デファクト時代に対応した日本発の新たな標準化技術を完成させることを目的として設立された任意団体。

2002年9月に6社で発足し,2003年3月に(株)日立製作所が加わり7社となって活動を行っている。

運営は,総務省の「戦略的情報通信研究開発推進制度」国際技術獲得型研究開発プログラムが一部運営をサポートしている。

構成はボードとオペレーションを行う運営委員会と,標準化WG,技術検証WGの2つのWGがある。

(1) 標準化WG

戦略的にテーマを設定し,新たなフォトニックネットワークサービスの創出につながる先端技術を検討し,標準プロトコルを拡張し標準化団体に提案している。また各社独自の提案についても,議論が行われ共同でできる部分があれば,標準化団体へ共同で提案している。

(2) 技術検証WG

各社の既実装のコードだけでなく,研究開発中の極めて高度な技術のコードまで含めて持ち寄り,詳細に相互接続の検証を実施している。