用語説明

SceneCabinet

メディア認識技術を用いた自動インデクシングシステム。

映像を取り込みながら,あるいはあらかじめ蓄積された映像から,カット点,テロップ,カメラワーク(パン,チルト,ズーム),音声区間,音楽区間を自動検出してインデクスを生成する。カット点検出ではディゾルブ*¹やワイプ*²など,漸次シーン変化を検出可能であり,音楽と音声が重なった場合でも各々を独立に検出できる。

*1 ディゾルブ:輝度と色差の信号レベルを上げ下げして,1つのショットから次のショットに徐々に切り換えていく編集手法。

*2 ワイプ:1つのショットを一部分からぬぐい去るように消しながら,その後に次のショットを空間的に現していく編集手法。