電子メール－FAX相互間の通信ニーズにこたえるため，また低廉なFAX通信サービスを提供し，急速に普及しつつある家庭におけるFAX通信需要を掘り起こすことを目的に開発された。

SFINXは，LANを収容し電子メールとの通信をサポートするため，プラットフォームにはTCP/IPプロトコルを採用し，またネットワークコストを削減するために，ハードは市販のワークステーション，特にファクシミリ手順を終端する装置には，パソコンにFAXボードを搭載したFAXサーバを採用，ソフトは極力市販ソフトを流用（各種ファイル形式からファクシミリイメージへの変換エンジン，etc.），そしてノード間の接続には，専用線に比べ安価な共用網を採用した。