用語説明

Stage(オペレーションシステム用共通実行基盤)

Standard Application platform Package for Operation Systems

多数の交換機とのPeer-to-Peer接続をクライアント/サーバシステム上で効率的に実現するためのセンタ系のオペレーションシステム用のプラットフォーム

適用領域としては,UNIX市販機の大型機から一部メインフレームの領域を目標としている(図)。

市販のトランザクションモニタの業界標準はTUXEDOとEncinaの2つが双璧をなし,Stageはこれらのトランザクションモニタに対応して,TUXEDO版とEncina版の2種類がある。実装方式は異なっても,ほぼ同等の機能を提供しているが,TUXEDO版はマルチベンダ間の互換性があることが,Encina版はDIPS上のアプリケーションインタフェースとの互換性がよいのが特徴である。

◆ 《Encina》

カーネギーメロン大学(米国)が研究開発したCamelotをベースにTransaro社(米国)が製品化した分散UNIX環境のためのトランザクション処理モニタ。

◆ 《TUXEDO》

AT&T社が母体を開発したTPモニタ。現在はNovell社からソースが提供され,多くのハードウェアベンダから販売されている。

図_Stageの適用領域