HDTVの６倍の情報量を持つディジタルメディア：超高精細（SHD）画像システムを用いたプレゼンテーション用ソフト。NTTがWhitney美術館と共同で制作。

本プレゼンテーションは20世紀の100年間をアメリカの芸術・文化の側面から解説する内容。通常のNTSC動画と音声でWhitney美術館館長がテーマを解説すると，それに同期して100点以上の美術品の静止画像が様々な特殊効果によって次々とSDH画像上で切り替わる。さらにもう１台併設されたNTSC画像端末からは，各美術品に関わりある映像が流れる。

◆ 《Whitney美術館（Whitney Museum of American Art）》

ニューヨークのセントラルパーク近くにある20世紀のアメリカ美術を幅広く紹介し，特に現役の芸術家に焦点を当てている美術館。世界で初めてインターネット上に所蔵品の画像を乗せた「インターネット・ミュージアム」という試みを実施している。アメリカという多民族国家から生まれた多様な文化，そこで育まれた芸術を賞賛するというコンセプトを基に組まれるプログラムは市民の共感と高い評価を得ている。