用語説明

VISEUM

Virtual Museum International

欧州の情報ハイウェイの1つの柱でACTSプロジェクトの1つ。

世界各国に点在する美術工芸品等の文化遺産を体系的に電子ファイル化して1つのバーチャルな美術館を開設する計画があり,VISEUMもその一例。フランスのルーブル美術館,ロンドンのナショナルギャラリーとバンクーバー(カナダ太平洋岸)にある複数の美術館を高速のATMリンクで接続し,高品質の大容量ディジタル画像(100 Mbyte以上)を相互アクセスし,閲覧,ダウンロードを行うマルチメディアサーバの開発,送られてきた電子画像の色彩の比較検討,CD-ROMを用いた画像ジュークボックス(最大画像容量1.6Gbyte程度)の開発等を通じて,最終的に一般に公開できるバーチャル美術館の構築を目指して活動している。