これまでWebBASEをイントラネットに適用した経験を通じ，①システム管理層，②プラットフォーム層，③コンポーネント層，④アプリケーション層，の４つの階層からなるアーキテクチャに基づいて，イントラネットを構築することを提案し，このアーキテクチャに基づいて開発されたWebBASEアプリケーションのためのソフトウェアコンポーネント群（表）。

WebArc/IAMPは運転管理，利用者管理，利用統計，共通ライブラリから構成されている（図）。また，プラットフォーム層として，WebBASE，VGUIDE，RDBMSを利用している。

①　運転管理機能：WebBASE，VGUIDE，RDBMS等のプラットフォーム層のミドルウェアに関して，起動/終了操作と運転監視の機能を提供する。

②　利用者管理機能：イントラネットの利用者を管理するとともに，サービスに必要な認証機能を提供する。

③　利用統計機能：コンテンツへのアクセス履歴を利用者ごとに管理し，統計情報を累積する機能を提供する。

④　共通ライブラリ機能：様々なアプリケーションで利用可能な共通的なライブラリ群を提供する。