用語説明

衛星航空機電話システム

(株)NTTドコモが,航空機電話システムの更改と航空機電話の利便性向上および航空機におけるモバイルマルチメディアの推進を目的として開発した。2001年7月からサービスを開始。

本システムは,Sバンド(2.6/ 2.5GHz)帯域を使用し,新規に開発した衛星航空機電話移動機(衛星移動機)と,国際線や海外の航空機で一般的に利用されているハンドセット(市販品を使用)で構成される端末部分,既存の衛星移動通信ネットワークを一部改造した部分,ならびに新規に開発したクレジットカード与信処理を行うカードサービス制御装置(MCSCP)およびクレジット通話の料金処理を行うドコモ料金システム群カード料金システム(MoBills-CRS)から構成されている(図)。

図_衛星航空機電話システムの構成