用語説明

携帯型情報通信端末WP32Kシリーズ

お客さまのニーズに柔軟に対応できるように様々な利用シーンを想定し,INSメイトWシリーズの子機としてデータ通信を行ったり,PHS事業者と契約し公衆PHSを介してモバイル通信を行える携帯型情報通信端末。

WP32Kセットは,屋内外でのシームレスなモバイル通信環境を実現することができ,INSメイトW1-CやW2-Cを利用した簡易なリモートアクセスシステムを構築することができる。

本システムでは,サーバにW2-CをTAPとして利用し,屋外からWP32KセットよりPHS公衆網を介してW2-CのTAP機能を利用して社内システムのサーバにアクセスできる。また屋内では,INSメイトW2-Cを接続装置として内線でサーバへアクセスできる。

(1) WP32K-Aセット

小型軽量タブレット型PCであるWP32K-BrainPad Tipoに,電話機型子機とPCMCIA TYPEⅡ型データカードを組み合わせたものとして,モビリティを重視したタイプ。

PCはペン入力タイプで,3機種の中では一番軽量/コンパクト(170×100×20 mm,350 g)であり,単3電池による長時間稼動が可能。住所録,スケジューラを標準搭載しており,個人情報管理等に便利。

(2) WP32K-Cセット

高機能タブレット型PCであるWP32K-AMiTYに,PCMCIA TYPEⅡ型のPIAFSデータ通信対応無線カードを組み合わせたものとして,屋内外での使用のみならずオフィスにおいても,そのパフォーマンスを発揮できる。

PCはペン入力に加えテンキーを装備している。またオプションでキーボードの接続が可能であり,オフィスでのスムーズな業務処理が行える。その他,PCMCIAカードスロットを2つ装備しているなど,外部機器接続の拡張性に優れている。

(3) WP32K-Dセット

サブノート型PCであるWP32K-ThinkPadにPCMCIA TYPEⅡ型のPIAFSデータ通信対応の無線カードを組み合わせたもの。シリーズの中では唯一のキーボード標準搭載タイプであるのでデスクトップ型のパソコンと見劣りのしないヘビーな仕事でも実力を発揮する。

PIAFS対応ワイヤレスTA INSメイトW1-CやW2-Cの配下に登録すれば,オフィス内におけるワイヤレスなデータ通信環境を構築できる。

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