用語説明

高周波スイッチング技術

交流入力を任意の電圧の直流へ変換(スイッチング)し,電力供給するための技術。交流入力をそのままの電圧でいったん整流し,パワートランジスタ等の電力用半導体素子(スイッチ素子)より,例えば数十kHzの高周波に変換し,その後,変圧して,整流,平滑により直流電圧に変換する。出力電圧の調整は,この半導体素子のスイッチングのパルス幅オン・オフの比率を変えることによって行っている。電源部の小形・軽量化に有効なため,通信機器やOAなど多くの機器に用いられている。