用語説明

セキュリティ・ミドルウェア・プログラム(NTT-CryptLIb)

インターネット・アプリケーションに,①サービス提供者になりすまして他人がサービスを提供したり,利用者が他人になりすまして注文したりできないような認証技術,②サービス内容や注文情報が通信途中で改ざんされた場合にはそれを検出できるディジタル署名技術,③クレジットカード番号や暗証番号等を通信途中で盗み見ることを防ぐ暗号技術,の暗号認証機能を提供するもの。アプリケーション・プログラムは特別な処理を行わなくてもこれらの機能を利用できるという特徴を持っている。

またNTT-CryptLIbは,暗号/認証プロトコルとして,Netscape Communications社によりTCP/IP上の暗号通信プロトコルとして提唱され,デファクト・スタンダードの地位を占めつつあるSSL(Secure Socket Layer)を採用している。