用語説明

バーニア効果

長さ等の計測ではノギスのように,副尺(バーニア)を用いて測定精度を向上させる方法が用いられている。主尺と副尺には間隔が異なった目盛りが刻まれており,両方の目盛りが一致する位置を求めることによって,副尺の微少な動きを拡大して観測することができる。SSG-DBRレーザ(Super Structure Grating-Distributed Bragg Reflector Laser;超周期構造回折格子波長可変レーザ)では,この効果を利用して屈折率変化により微少な波長の変化を拡大している。