用語説明

パリティチェック

情報ビットに1bit(0または1)を付加し,その中に含まれる1の数を奇数(奇数パリティ),または偶数(偶数パリティ)として送信するとともに,受信側では1の数が奇数または偶数であるか否かを調べて符号誤りを検出する方式。

◆ 《BIP(Bit Interleaved Parity)》

情報をビット順次で幾つかのブロックに分け,ブロックごとにパリティチェックを行う符号誤り検出方式である。

◆ 《BIP-N(Bit Interleaved Parity-N)》

SDH(Synchronous Digital Hierarchy)のセクションおよびパスの誤り監視に用いられる方式。誤り監視を行う情報(STM-1の場合:270×9byte,STM-0の場合:90×9byte)をNbit)ごとに分割し,その全情報の第1bit目から第Nbit)目ごとに符号化したNbit)の演算結果をBIP-N符号という。BIP-N符号は,次の誤り監視情報内の特定位置(STM-0/1のBIP-8の場合,B1 byte)に配置される。