用語説明

ビッグエンディアン

メモリで,アドレッシング(位置を示す)可能な最小の単位はバイトである。4byteで構成されるワードデータをメモリからアクセスする場合,そのバイト順序が重要になる。先頭バイトがワードの最上位バイトならビッグエンディアン,最小位バイトならリトルエンディアンと呼ぶ。IBM S/360やモトローラの680X0ではビッグエンディアン方式,DEC VAXやIntelのx86ではリトルエンディアン方式が採用されている。PowerPCをはじめとする最近のRISCプロセッサでは,両方のバイト順序が扱えるように設計されている。このように両方式が扱えるものをバイ(2つの)エンディアン対応と呼ぶ。