用語説明

ビデオバスインタフェース(VBI)

Video Bus Interface

テレビで放送されるようなCM(コマーシャル)等の制作にもっぱら使用される処理能力の高いハイエンド向けのディジタル映像機器とコンピュータのインタフェース。

VBIはD1コンポーネントディジタルVTRおよびD2コンポジットディジタルVTRとワークステーション(WS:SGI Indigo,IndyまたはIndigo-2)のビデオ信号入出力インタフェースとなっている。映像のディジタル規格SMPTE-259では,4:2:2コンポーネントおよび4Fscコンポジットの2種類があり,それぞれディジタルVTRとしてD1(コンポーネント)とD2(コンポジット)と呼ばれる。映像蓄積用メモリバンクのプログラマブルフォーマット変換によって,双方のディジタル信号に対して同期を図るとともに規定のフォーマットで入出力を行うことができる。

構成の特徴として,WS間との高速パラレルI/OバスによってSMPTE-259M規定のデータフォーマットを直接に入出力でき,しかもページメモリを2バンクとすることで,WSと映像メモリ間の入出力とVTRと映像メモリ間の入出力を同時に並行して行うことができる。VBIによって,D1コンポーネントディジタルおよびD2コンポジットディジタルVTRテープ上の映像(画像および音声)データに関してフレーム精度での転送が可能となり,WSおよびネットワークを用いて,ノンリニア編集装置に蓄積される非圧縮フルカラー映像素材(画像およびPCM音声データ)等をリニアVTR機器間と入出力することができる。

◆ 《4:2:2コンポーネントおよび4Fscコンポジット》

テレビ信号のディジタル符号化には,①コンポジット符号化,②コンポーネント符号化,がある。

① コンポジット符号化方式:NTSC,PAL,SECAMの複合(コンポジット)信号のままでディジタル化する方法。

② コンポーネント符号化方式:R,G,B信号あるいは輝度信号Yと2つの色差信号R-Y,B-Yのそれぞれをディジタル化するもの。

4:2:2コンポーネントは,1982年にCCIRが勧告したコンポーネントディジタル符号化方式で,4Fscは,映像信号のサンプリング周波数をサブキャリア(Fsc)の4倍の14.3 MHzにしたコンポジットディジタル符号化方式。

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