用語説明

フレックス(FLEX)TD方式

1995年にRCR(電波システム開発センターの略称,現在は(社)電波産業会に組織変更)により規格が策定された日本統一の無線呼出方式「高度無線呼出システム(FLEX-TD RADIO PAGING SYSTEM)」の略称。

高度無線呼出システムは,アメリカのモトローラ社のFLEXTM方式にNTTドコモ(株)の時間ダイバーシチ(TD)技術を組み合わせているため「FLEX-TD方式」と呼ばれている。

FLEX-TD方式は,1,600・3,200・6,400 bit/sの3種類の伝送速度をサポートし,従来の方式(1,200 bit/s)と比べてシステム容量が増大した。これにより多数の加入者が収容できるとともに,新サービスへの柔軟な対応が可能となる。