用語説明

FSAN会議

FTTHを目指して世界各国のキャリア,ベンダ等が参集し,光アクセスに関する必要最小限の共通化を図り,光システムの展開を早期にスムースに推進できる環境づくりを目的とした団体で1995年9月に設立された。光アクセス技術の標準化,普及を目的とし,参加はオープン(ただし,検討に寄与できることが必要)。メンバは,キャリア(20社),ベンダ(10社)。ここで合意されたシステム仕様は,最終的には正式な標準化仕様を目指してITU-Tに提出される予定。

今後のコンピュータ通信などのサービスを経済的に提供するATM-PDSシステムの技術基盤とシステム技術を情報交換して,開発段階から仕様の共通化に結びつけることを狙いとする。NTTをはじめ世界の通信事業者と通信機器メーカが協力して,光アクセス系のシステム技術の共通化に向けて検討してきた技術成果について議論する。