用語説明

GMPLS

Generalized Multi-Protocol Label Switching

MPLSを一般化し,IP網だけでなく,SDH(Synchronous Digital Hierarchy)/SONET(Synchronous Optical NETwork)のようなTDM(Time Division Multiplexing)網,波長スイッチ網等をはじめとするパス網の運用を自律分散的に行う技術。

IPネットワークにおいて使われているIPパケットに固定長のラベルをつけて転送する制御方式である考え方を,複数の異なるレイヤに拡張,発展させたプロトコル群で,次世代フォトニックネットワークを制御するプロトコルとして注目されている。このプロトコル群は,IETF(Internet Engineering Task Force)等を中心として,標準化が進められており,GMPLSのシグナリングプロトコルの基本機能は,2004年2月に正式な標準仕様案(Proposed Standard)RFC3471~3473として認定されている。