To view PDF files

You need Adobe Reader 7.0 or later in order to read PDF files on this site.
If Adobe Reader is not installed on your computer, click the button below and go to the download site.

1月号 2014 Vol. 12 No. 1

English

View from the Top

■ 概要
クラウド、ビッグデータ、セキュリティなど、ICTの技術革新は目覚ましいものがあります。さらなる飛躍を求められる通信業界において、ハブ的役割を担うNTTグループ。新たなステージの実現に向けて2014年の目標を片山泰祥NTT代表取締役副社長に伺いました。

Front-line Researchers

■ 概要
20年以上にわたって暗号という特殊な分野で研究に携わってこられた阿部正幸上席特別研究員。暗号理論に関する数々の論文を書き上げ、さまざまな国際会議においても実行委員長やプログラム委員を務めるなど、国際的にも重要な役割を担っています。その活躍ぶりの原点にはスイスと米国での研究所勤務時に築いた人脈も大いにかかわっているのだとか。現在までの研究の道のりと目下の課題、そして若手の方々へのメッセージを伺いました。

Feature Articles: Software Development Technologies

■ 概要
NTTグループでは多くのソフトウェアが活用されています。それらの開発も多数行われていますが、必ずしもすべての開発が円滑に行われているわけではありません。そこで、ソフトウェア開発の安定化とさらなる効率化に向けて、NTTソフトウェアイノベーションセンタ(SIC)では、ソフトウェア開発技術に関する研究開発を進めています。本特集では、これらの研究開発について紹介します。
■ 概要
ソフトウェア開発においては、その最初のプロセスとして、企画・要件定義プロセスがあります。このプロセスでは、関係するステークホルダ要求を整理し、実現するソフトウェアへの要件を明確化する必要があります。しかし、実際には多くの課題があり、その改善が要望されています。本稿では、企画・要件定義に関する実務・研究の動向を踏まえ、私たちが検討を進めている企画・要件定義プロセスの改善に関する活動を紹介します。
■ 概要
ソフトウェアの品質確保やコスト削減に対する事業会社からの要求が増えていく中で、開発全体のコストに占める割合が大きく、品質確保の要であるソフトウェアテスト支援技術への関心が高まっています。現状、テストは大部分が手動で行われており、漏れやミスが発生したり、大きなコストがかかるといった問題があります。このような問題を解決するための取り組みとして、本稿ではソフトウェア設計書からテスト項目、テスト用データ等を網羅的に自動生成する技術について紹介します。
■ 概要
NTTサービスイノベーション総合研究所では、商用からインキュベーションまでさまざまな品質に対応する独自のソフトウェア開発標準を策定し、4年間にわたって運用しています。事業会社へ成果提供されるプロダクトを中心に約200案件が適用し、組織がオーソライズした品質とリスクの見解を持っています。本稿は最新のソフトウェア開発標準である「R&Dソフトウェア開発標準」の特徴と運用、その効果と今後の展開について述べます。

Feature Articles: Optical Node and Switch Technologies for Implementing Flexible and Economical Networks

■ 概要
急増するネットワークトラフィックに対し、柔軟かつ効果的に対応できるネットワーク構築のために、高機能な光ノードが求められています。本特集では、光ノードの高機能化を実現するROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)技術と、その主要デバイスである光スイッチ技術に関する最新の技術動向について紹介します。
■ 概要
メトロコア領域における経済的なフォトニックトランスポートネットワーク構築とその運用の柔軟性を向上させる手段として、CDC(Colorless, Directionless and Contentionless)-ROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)が注目を集めています。本稿ではCDC-ROADMの実現に必要とされている光スイッチ技術について、最新の研究開発動向を紹介します。
■ 概要
WSS(Wavelength Selective Switch)は、ROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)の高機能化(CDC化)を実現するための鍵ですが、光学・機構・制御の各技術分野を上手に連携・調和して設計しなければならない複合モジュール(サブシステム)です。本稿では、WSSを実現するための技術のポイントを、光学、機構、制御の観点からそれぞれ説明します。
■ 概要
多方路ROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)システムの運用性を向上するCDC(Colorless, Directionless and Contentionless)機能を小型で経済的に実現するための光スイッチとして、マルチキャストスイッチを用いた構成があります。本稿では、石英系プレーナ光波回路(PLC: Planar Lightwave Circuit)を用いたマルチキャストスイッチの回路構成や特性について紹介します。

Regular Articles

■ 概要
構文解析は、自然言語処理において重要な問題です。自然言語の構文解析では、まず、単語列を入力することから始まり、言語コーパスからあらかじめ獲得された文法規則を適用していくことで、統語的な木構造(シンタックスツリー)を構築していきます。本稿では、主に言語コーパスから文法規則を獲得する処理(grammar induction)について概説し、近年の構文解析技術の進展について述べます。

Global Standardization Activities

■ 概要
SIEPON(Service Interoperability in Ethernet Passive Optical Networks) パッケージBに汎用OMCI(ONU Management and Control Interface)を適用可能としたITU版システムレベルのEPON標準化仕様であるG.eponが、2013年7月に仕様凍結され、同年9月にITU-T勧告G.9801として承認されました。ここでは、今後デジュール標準を重視する新興国や途上国への展開が期待されるG.eponと関連する標準化の動向について報告します。

Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部で投稿した論文の抄録

 

↑ TOP