用語説明

コネクション型ネットワーク

通信を行うにあたり,ユーザが利用する通信路(コネクション)をあらかじめ設定し,通信中は通信相手を常時確認しながら通信する形態をとってきた。この通信形態をとるネットワークのこと。

エンド・エンドにおける通信でユーザが必要とする帯域を確保し,また保証しているために,一定の品質のサービスを提供できる反面,価格も高額となる。

◆ 《コネクションレス型ネットワーク》

コネクション型ネットワークのように,あらかじめ送り先までの通信路を設定する方式を用いるのではなく,送る情報を一定単位のIPパケットにまとめ,それぞれに宛先をつけて送る方式を用いている。この方式を用いるネットワークのこと。通信中の利用帯域を確保しないので,ユーザが享受するサービス品質は一定ではないが,エンド・エンドで回線が固定的に使われることがないので,ネットワークとしては最大効率のネットワーク利用が期待できる。