用語説明

ホログラフィー

光は「波」の一種で,高速通信に使われているが,日常生活にあふれている光にも膨大な情報が含まれている。この情報を,写真のフィルムなど感光性の媒体に,干渉現象を使って完全に近い形で記録する技術。

◆《ホログラム

ホログラフィーで光の情報を記録した感光媒体。

ホログラフィー技術では,物体から発せられた位相情報を含む光を物体光と呼び,これを感光媒体に照射すると同時に,参照光と呼ぶ別の光を感光媒体上で重なるように照射する。このとき,2つの光が干渉しあい,干渉縞を生じる。この干渉縞の明暗パターンに従って,感光媒体が縞模様に感光される。これをホログラムと呼び,物体光に含まれた情報を記憶している。