To view PDF files

You need Adobe Reader 7.0 or later in order to read PDF files on this site.
If Adobe Reader is not installed on your computer, click the button below and go to the download site.

10月号 2013 Vol. 11 No. 10

English

View from the Top

■ 概要
「ビジョン2015」の実現に向けて、新たな事業創出に挑むNTTコミュニケーションズ。スピードの成果の求められるICT市場において、真のグローバル化を目指すには、どのような取り組みが必須なのか。ICT市場のトレンド、クラウドサービスにおける通信キャリアの強みを活かした戦略について、同社の有馬彰代表取締役社長にお話を伺いました。

Feature Articles: NTT I3—Seeking to Actively Develop Global Cloud Services

■ 概要
NTTは中期経営戦略「新たなステージを目指して」では、もっとも競争が激しい北米市場において、世界トップクラスのクラウド技術やセキュリティ技術をスピーディに開発しマーケットへ投入することを掲げています。そのために、北米研究開発拠点としてNTT I3(NTT Innovation Institute, Inc.)を2013年4月1日に設立しました。本稿では、NTTグループのグローバルビジネス戦略と、NTT I3が果たすべき役割について紹介します。
■ 概要
NTT I3(NTT Innovation Institute, Inc.)では、CSIRT(Computer Security Incident Response Team)や、NTT-CERTと連携したセキュリティインテリジェンスの分析を長く行ってきました。この取り組みを活かして、先進セキュリティ技術のR&Dを進めていきます。本稿では、セキュリティ分野の現状や、NTT I3が北米に拠点を設けることによる強みについて、本業務において中心となって活躍しているAdachi研究員に伺いました。
■ 概要
NTT I3(NTT Innovation Institute, Inc.)では、クラウドのためのネットワーク技術、特にNTTのようなサービスプロバイダが差異化サービスを創出するための重要技術であるSDNに積極的に取り組んでいます。本稿では、ネットワーキング、SDNのビジョンを達成するための経験を豊富に持つRaszuk研究員にSDNの現状と展望について伺いました。

Regular Articles

■ 概要
新しい無線電力伝送技術である磁界共鳴型は、従来技術と比べて使い勝手の良い特長があり、さまざまな分野でのアプリケーションが期待され、研究開発がさかんに行われています。ここでは、同技術を概観した後、この技術の適用性を広げるために電力だけでなく情報も送る負荷変調を採用した方式を紹介します。また、この方式をマンホールの保守監視稼働の削減に用いる例と、その際の送受電コイルの最適配置法に対する検討結果を紹介します。
■ 概要
NTTグループでは、通信電力削減が喫緊の課題となっています。NTT環境エネルギー研究所では通信機械室における空調電力削減に向け、室内のホットスポット解消のための熱対策手法を検討してきました。ここでは、NTT西日本高知支店と実施した、高知電力削減共同実験における、熱対策によるホットスポットの改善効果と、それにより可能となる空調電力の削減効果を実運用中の通信機械室で検証した結果を紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
ここでは、無線LANの標準規格を策定するIEEE 802.11 WG(Working Group)の概要として、外部組織との関係、標準化の作業手順、これまで策定された規格の一覧を紹介します。また、最新の標準化動向として、システムスループット高速化を実現する追加規格の策定が行われているIEEE 802.11ac、および端末設置密度が高い環境下での高効率伝送を実現する追加規格策定に向けた議論が行われているHEW SG(High Efficiency WLAN Study Group)の状況について説明します。

Practical Field Information about Telecommunication Technologies

■ 概要
最近のインターネット技術の状況と、パケットキャプチャ解析によって判明できたIP系トラブル事例を紹介します。隔月で掲載する、通信技術の基礎知識をテーマとするシリーズ第19弾です。今回は、NTT東日本 ネットワーク事業推進本部 サービス運営部 技術協力センタネットインタフェース技術担当の方にご協力いただきました。

↑ TOP