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10月号 2014 Vol. 12 No. 10

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■ 概要
競争の激しいエリアを多く抱え、さまざまな施策にチャレンジしているNTT西日本。文化やニーズも多様な各地域において、「スマートひかりタウン」など、次々と新しいプロジェクトに取り組んでいます。成長を確かなものにするため,基軸に置くべき心構えはどうあるべきか、熊本敏彦NTT西日本代表取締役副社長に伺いました。

Feature Articles: R&D on Maintenance and Management Technologies for Telecommunication Infrastructure

■ 概要
光アクセスネットワークを支える管路、マンホール、とう道などの通信基盤設備は、道路や橋梁などの社会インフラと同様に、急速に進行する老朽化、大規模地震への対応が大きな課題になっています。本特集では、通信基盤設備を安心・安全かつ経済的に維持していくための、設備マネジメント技術、点検診断技術、補修・補強技術、地震対策技術の最新の技術動向について紹介します。
■ 概要
情報通信サービスを支える膨大な通信基盤設備について、今後の老朽化進行やメンテナンス技術者の減少を見据え、合理的かつ経済的な維持管理手法が求められています。そこで私たちは、劣化予測に基づき設備個々の状態に応じた点検・補修基準を定める設備マネジメント技術の研究開発を行っています。本稿では、設備マネジメント技術についての取り組みとマンホールの点検に関する維持管理手法について紹介します。
■ 概要
NTTアクセスサービスシステム研究所では通信ネットワークを大規模地震から守るため、基盤設備の耐震技術および耐震性評価技術の精度向上に関する研究開発を続けています。本稿では、重要設備の耐震対策として2013年度に導入した特殊専用橋の耐震対策技術、および現在開発中の地下管路設備の耐震性評価技術の高度化に向けた取り組みについて紹介します。
■ 概要
NTTアクセスサービスシステム研究所では、全国に点在する大量の基盤設備の点検診断に関し、他研究所が有するセンサネットワーク、メカトロニクス、リモートセンシング等のさまざまな技術との融合により、既存の画像処理技術をさらに進化させることによって、これまでの「人による診断」から、効率的に広範囲をカバーするスクリーニング点検手法に必要不可欠な「自動診断」への移行を目指しています。本稿では、最近の研究開発の動向として、電柱とマンホール鉄蓋に関する点検技術について紹介します。
■ 概要
NTTが大量に保有するマンホールやとう道といったコンクリート構造物は、建設から30〜40年を経過し、一部で劣化が顕在化しつつあります。これに対してNTTアクセスサービスシステム研究所では、将来にわたって永続的に使用するうえで必要となる維持管理の効率化と費用の抑制を目的として、既存設備の耐力を正確に把握し、効果的かつ経済的に補修・補強するための研究開発を行っています。本稿では、その研究開発の方向性と今後の展開について紹介します。
■ 概要
管路設備は日本全国に張りめぐらされていますが、膨大な管路設備の老朽劣化に伴い、更改・補修費用などの維持管理コストの増大や、ネットワークの信頼性低下が懸念されています。新技術、新素材を活用した管路設備のリニューアル技術の開発により、管路設備の徹底的な有効利用を図り、コスト削減と信頼性の高いネットワークの維持に貢献していきます。本稿では地中に埋設されている管路と橋梁に添架されている管路について新たに開発した維持管理技術を紹介します。

Regular Articles

■ 概要
海底光システム建設・保守の効率化を実現する、世界最高レベルの感度を有するコヒーレント光時間領域反射測定技術を開発しました。本技術は、光周波数多重による平均化効果を用いることで、建設・保守時の評価における試験時間を大幅に短縮することができます。ここでは、NTTアクセスサービスシステム研究所が開発した光周波数多重型コヒーレントOTDR技術の概要とその特徴を紹介します。
■ 概要
NTTアクセスサービスシステム研究所では、谷越し・河川越し等の長スパン区間のケーブル布設において、従来工法であるカテナリ工法・ラッシング工法に代わる、特殊技能・機器を使用せずに施工可能な新たな長スパン架空ケーブル布設技術(ロングハンガ工法)を開発しました。ロングハンガ工法は、従来工法の課題であったケーブルの増設・張替も容易に実施することが可能となります。

Global Standardization Activities

■ 概要
近年、事業活動のグローバル化や新興国の市場拡大等の背景により、国際標準化の重要性が従来にも増して重要視されています。ここでは、NTTグループが長年取り組んできた情報通信分野以外に、最近注目されているエネルギー分野の国際標準の取り組み状況として、国際電気標準会議(IEC: International Electrotechnical Commission)における直流給電システムに関する標準化活動状況、またスマートグリッド・コミュニティ分野に関連する主な動向について紹介します。

Global Activities of NTT Group

■ 概要
NTT Com Securityは,セキュリティ専業会社であるIntegralis(ドイツ)とSecode(スウェーデン)を母体に設立され、2013年6月、総合リスクマネジメントサービスWideAngleの提供を開始しました。今回は、企業を取り巻く情報セキュリティ環境を交えながら、弊社の事業を紹介します。

Practical Field Information about Telecommunication Technologies

■ 概要
ノイズによる通信故障事例およびノイズ対策関連機器についてご紹介します。隔月で掲載する、通信技術の基礎知識をテーマとするシリーズ第25弾です。今回は、NTT東日本 ネットワーク事業推進本部 サービス運営部 技術協力センタ EMC技術担当の方にご協力いただきました。

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは投稿した論文の抄録

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