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10月号 2017 Vol. 15 No. 10

English

Feature Articles: NTT DATA Technology Foresight 2017―Examining Future Technology Trends and How They Will Affect Us

■ 概要
先進技術の登場や経済・社会構造の変化が、急速にビジネス環境に大きな変革をもたらす昨今において、ITの進展がもたらす将来を予見する力がますます求められています。NTTデータでは、将来変化をとらえる取り組み「NTT DATA Technology Foresight」を推進しており、 本稿ではNTT DATA Technology Foresight 2017の概要と、4つの情報社会トレンドを紹介します。
■ 概要
AI(人工知能)の発展は目覚ましく、生活の利便性向上だけではなく知的労働力不足の解消、科学の劇的な進歩を生み出そうとしています。深層学習技術によってパターン認識の精度は著しく向上し、人とシステムの対話をより自然でシームレスなものにしつつあります。本稿では、NTT DATA Technology Foresight 2017で取り上げた8つの技術トレンドから「人工頭脳の浸透」と「対話型コンピューティング」を紹介します。
■ 概要
AI(人工知能)の発展に伴い、人間以上の知覚能力を手に入れたロボットは、自動運転車やドローンを中心に活躍の場を広げています。また、AIは創薬や医療現場にも活用の場を広げ、データ駆動のライフサイエンスを加速させています。本稿では、NTT DATA Technology Foresight 2017で取り上げた8つの技術トレンドから「環境認知ロボット」と「プレシジョンライフサイエンス」を紹介します。
■ 概要
VR(Virtual Reality)/AR(Augmented Reality)デバイスの急速な進化と普及により、デジタル世界と実世界は融合し、さらに拡張されています。また、IoT(Internet of Things)デバイスの遍在は、より広範囲で精細な情報収集を可能にしましたが、一方で、情報漏洩や大規模攻撃のリスクも拡大させています。本稿では、NTT DATA Technology Foresight 2017で取り上げた8つの技術トレンドから「超臨場チャネルの獲得」と「IoT時代のセキュリティ」を紹介します。
■ 概要
AI(人工知能)やIoT(Internet of Things)に必要な莫大な計算能力を満たすため、これまでの汎用型だけでなく目的特化型の新たなITインフラが登場しています。また、API(Application Programming Interface)エコノミーの進展やUX(User Experience)デザインの興隆は、革新的なサービス創造とその継続的な進化を容易にしています。本稿では、NTT DATA Technology Foresight 2017で取り上げた8つの技術トレンドから「ITインフラの多様化とサービス化」と「コラボレーションデザイン」を紹介します。

Regular Articles

■ 概要
第5世代移動通信システム(5G)として、アンテナを超高密度に配置することが検討されています。前記システムでは、全てのアンテナと端末とを対象に最適な接続の組合せを求める無線リソーススケジューリングを行います。本稿は、この処理を高速に行うためのハードウェアアクセラレーション技術について述べます。最適な組合せの探索処理において、ハードウェアアクセラレーション技術は、各端末の無線スループットを並列に求めることで、システム全体の無線スループットを高速に求めることを可能とします。本技術を用いることで、60倍程度の処理高速化が可能であることを実測により確認し、アンテナ数32、端末数256の場合に73%程度のシステムスループットの改善が可能であることを示しました。本技術により、5Gシステムの実現を可能とします。
■ 概要
NTTアクセスサービスシステム研究所では、将来の仮想化ネットワーク時代を見据え、現行のネットワークも含めた多様なネットワークを柔軟に管理できるネットワークオペレーションの実現に取り組んでいます。ここでは統一的な情報モデルによる管理仕様の表現手法により、多様なネットワークを横断的にオペレーションできるネットワークリソース管理技術について紹介します。
■ 概要
これまでNTTでは、電話や専用線などで採用されているTDM(Time Division Multiplexing:時分割多重)を用いた通信を行うために、高精度な周波数同期を実現してきました。近年、周波数だけでなく、時刻についてもモバイル系を中心に高精度な同期に対する需要が高まっています。ここでは、パケットトランスポートネットワーク上で高精度な周波数同期および時刻同期を可能とする「新クロック供給装置(新CSM)」について紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
アクセスネットワークの持続的な発展をめざし、関連の標準化機関において、光アクセスシステムのさらなる高速化に関する検討が開始されています。ここでは、標準化済の光アクセスシステムのうちもっとも高速なNG-PON2(Next Generation - Passive Optical Network 2)について簡単に説明した後に、さらなる高速化の検討状況を紹介します。

Practical Field Information about Telecommunication Technologies

■ 概要
本稿は、IP系端末機器の通信不具合の事象および故障解析について紹介します。通信技術の基礎知識をテーマとするシリーズ第42弾となる今回は、NTT東日本 ネットワーク事業推進本部 サービス運営部 技術協力センタ ネットインタフェース技術担当の方にご協力いただきました。

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは投稿した論文の抄録

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