用語説明

MH符号

Modified Huffman

FAX符号化方式の1つであり,走査線方向の信号処理だけで符号化する方式(一次元符号化方式)。一次元符号化方式ファクシミリにおける,1ラインごとに連続する白画素(白ラン),連続する黒画素(黒ラン)を対応する符号語に置き換えていくことにより,符号を生成する。符号はターミネイティング符号(0~63までの長さを表す符号),メイクアップ符号(64の倍数の長さを表す符号)の2つの符号を組み合わせることにより構成され,出現頻度の多いラインに短い符号を与えることで情報を圧縮する。符号は1ラインごとに走査線終端符号(EOL符号)により区切られる(図)。

図_MH符号の構造