用語説明

VP(バーチャルパス)

Virtual Path

VC(Virtual Channel;仮想回線)を束ねたもの。ATMでの大規模なネットワークを構築した場合,そのネットワーク内のVC数は膨大になる。このときにネットワークを扱う単位がVCだけだと,ネットワークの運用・管理が非常に複雑で困難となり,コストも高くなってしまう。このため現在のパスの概念と同様に,ある区間では同一の経路となる複数のVCを束ね,VPとして運用・管理している。このVPの概念を用いることにより,ネットワークの経済性・運用性を向上させることができる。VPの中に複数のVCが収容されることになる。またVPはユーザ相互間にサービスとして提供することも可能。