用語説明

音響インピーダンス

媒質中の密度(ρ)と伝搬速度(V)の積(ρV)で表わされる物性値。例として材料の密度と音速の積がある。近年,反射法地震記録から音響インピーダンスを求めるデータ処理が現れ,物性探査の有力な手掛かりとして注目されている。通常密度の変化に対し速度の変化の方が大きく,音響インピーダンスは主として速度により決まる。