用語説明

クロマキー

Chroma Key

色相の差を利用して画面のはめ込み合成を電気的に行う特殊効果。例えば,映像素材の特定色相成分だけを認識し,別の映像素材と置き換える。映像表現に使用される。テレビカメラのR,G,Bの3原色から信号をつくるが,通常,人間の肌色の補色である青色を抜き取り,色として使用する。

まず青バックとその前の被写体を撮影したカメラの出力をそれぞれ2つのレベルの信号に分け,2つのゲート回路の制御電圧として加える。次に背景を撮影したカメラの出力から被写体部分を抜き取り,混合回路で前のカメラの出力と組み合わせてはめ込みが完成する。