用語説明

ケーブル輻輳区間用鉄筋腐食診断器

開削とう道の劣化診断におけるコンクリート中の鉄筋腐食調査において,コンクリート表面と鉄筋間の電位差を測定する自然電位法を利用し,非破壊で,早期にかつ効率的に診断できる診断装置。従来の測定器ではケーブルの輻輳した側壁では測定できなかったが,本測定器はケーブルの移設工程なしで診断調査が行える。固定式電極を直線上に20個配備したセンサ部と制御装置から構成される。また,記録・蓄積した測定データの分析ソフトにより,鉄筋の腐食ランクを判定し補修の要否が判断できる。