用語説明

数学モデル(等分布)

加入者線交換機ごとの総発信/総着信呼量から加入者線交換機間呼量を求める手法の1つ。加入者線交換機A→加入者線交換機B間の呼量をAの総発信呼量とBの総着信呼量の積に比例し,ネットワークの総呼量に反比例するように求める。

◆ 《数学モデル(グラビティ)》

加入者線交換機ごとの総発信/総着信呼量から加入者線交換機間呼量を求める手法の1つ。加入者線交換機A→加入者線交換機B間の呼量をAの総発信呼量とBの総着信呼量の積に比例し,A,B間の距離に反比例するように求める手法。

◆ 《数学モデル(クルイソフ)》

加入者線交換機ごとの総発着信呼量と加入者線交換機間呼量の初期値を基に,目標となる加入者線交換機間呼量マトリクスを求める手法の1つ。加入者線交換機の総発信(着信)呼量と加入者線交換機間呼量の初期値から加入者線交換機間呼量を算出し,算出結果と加入者線交換機の総着信(発信)呼量を用いて加入者線交換機間呼量を新たに算出する。この操作を繰り返すことによって目標トラヒックを求める。

◆ 《数学モデル(幾何平均)》

加入者線交換機ごとの総発着信呼量と加入者線交換機間呼量の初期値を基に,目標となる加入者線交換機間呼量マトリクスを求める手法の1つ。加入者線交換機ごとの総発着信呼量と加入者線交換機間呼量の初期値から得られる加入者線交換機ごとの総発着信呼量の比率の積の平方根を加入者線交換機間呼量の初期値に乗じて目標トラヒックを求める。