用語説明

生活環境情報流通ネットワーク

「持続可能な発展」をもたらす循環型経済社会を実現するための情報流通ネットワーク。

具体的には,自然環境(河川・海洋・大気等の環境データ,山河等の景観,動植物分布等)のみならず,人工環境(農地や人工林等,自然とのかかわりが深い産業活動の情報,都市における公園・緑化情報等),文化的環境(地域における風俗,習慣,伝承など本来自然とのかかわりが深かった人間活動の情報)等の環境資産を維持しながら,生活の質,健康,教育,総合的な福祉等を社会ニーズに足るだけの水準に維持または向上させるもの。

本ネットワークでは,大きく分けて4種類の機能を有する情報ネットワークを構築することを目標とし,環境情報の収集機能から随時機能の拡張を図っている(図)。

各項目は以下のとおり。

① 環境情報収集機能

② 環境情報の公開・環境教育機能

③ 社会・産業システムの制御機能

④ 環境共生型社会の実現機能

図_生活環境情報流通ネットワークの全体像