用語説明

COOSA(コーサ)

Collaborative Object Oriented System Architecture:AP共通フレームワーク

アプリケーションを再利用する仕組み/骨組み(APフレームワーク)を共通の性質を持つオブジェクトの集合(クラス)の集まり(クラスライブラリ)で提供する枠組みで,オペレーションシステムのアプリケーションソフトの再利用を大規模に促進し,オペレーションシステムの開発期間短縮/コスト低減/品質向上を図るもの。

COOSAは,以下に述べるイベント駆動方式のMVCモデルを実装方法として採用しており,①システムが対象とする実世界をシステム上に実現するモジュール(M:Model),②オペレータと相互作用を行うモジュール(V:View),③M/Vを制御するモジュール(C:Controller),に分類されている。さらに,モジュールの構成要素は,システム共通基本モジュール(Core),個別システム依存オブジェクト(Shell),複数システム間共通オブジェクト(Common Shell)に分けられ,CoreにShell,Common Shellをプラグインする形で拡張することを可能としている。

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