用語説明

4/5/6/11G-150M-LE無線方式

NTTの地域系伝送路網は,中継系(ノード間)およびアクセス系(主に交換機張り出し部であるCT/RT間等)の光化を進めており,伝送路のループ形態による信頼性の確保を目指しているが,現実的には地理的条件や経済的理由により光伝送路の構築が困難なエリアも存在する。本方式は,こうしたエリアに対して,経済的に伝送路の信頼性を確保することを目的に開発された,非常にシンプルなディジタル無線方式。

4/5/6/11Gは使用可能な周波数(GHz)帯を表している。-150Mは,1システム当りの伝送容量(概数)を表している。150M-LE方式は,1システム当り156 Mbit/sの伝送容量を持つ。本方式には適用する伝送区間の所要容量によって,16システムまで対応可能な中容量タイプと,2システムまで対応可能な小容量タイプの2つのメニューがある。