用語説明

テレビ会議システム多地点接続サービス

ISDN対応のテレビ会議システムを多地点同時接続する会員制のネットワークサービスで,ITU-T H.320の準拠したテレビ会議システムであれば,全国各地のアクセスポイントに接続することで,最大1,000カ所の地点を結んだテレビ会議が開催できる。

(1) 画面分割サービス

多地点会議に参加している全端末の映像を,モニタ画面を最大8画面に分割して一覧表示する付加サービス。最大接続は8端末で,アクセスポイントは当初東京に設置。音声切替による通常サービスと比較して臨場感がアップするほか,画面切替のタイムラグもなくなるので,会議進行がスムーズになる。

(2) 高速(384 kbit/s)接続サービス

通常の128 kbit/sのサービスに対し,384 kbit/sの通信速度(INSネット64を3回線)によりテレビ会議を多地点で利用できるサービス。最大接続は15端末で,アクセスポイントは当初東京に設置。最大で1秒間に30フレームとテレビ放送並みの映像で多地点テレビ会議を行うことができる。高品質な映像が求められるイベント・式典中継や講演会,幹部会等での利用に最適。