用語説明

ハフマン符号化

1952年にMITのハフマンにより提案された符号化方法。有限個の「通報」とそれぞれの「出現確率」が与えられた場合,平均符号語長を最短にするブロック符号化法。例えば,晴れ50%,曇り25%,雨12.5%,雪12.5%の場合,固定長符号化で,晴れ:00,曇り:01,雨:10,雪:11とすると通報当り2bit必要となるが,ハフマン符号化では,晴れ:0,曇り:10,雨:110,雪:111というように頻度の高い通報ほど短い符号語が割り当てられるので,この場合通報当り平均1.75 bitで符号化でき,0.25 bit得になる。