用語説明

ブリルアン散乱

超音波によって光が散乱される現象。光ファイバに光を入射すると,そのエネルギーの一部が光ファイバ中に超音波(ガラスの密度揺らぎ)を発生させ,これにより入射光の一部は光周波数が若干シフトされて散乱される。このときの光をブリルアン散乱光と呼ぶ。散乱光の周波数はドップラー効果により,わずかに変化する。液体または固体の媒質の屈折率が熱振動の超音波によって変化し,入射した光が特定の方向に強く散乱される。この現象は1922年にL. Brillouinによって発見された。