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7月号 2021 Vol. 19 No. 7

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■ 概要
「NTTの事業領域を拡大する先端技術の研究開発」「社会に変革をもたらす新原理・新コンセプトの創出」「地球環境・人にやさしい技術の研究開発」をミッションとして研究開発に取り組むNTT先端技術総合研究所。研究成果を社会貢献につなげるため、潮流を見定め価値創造に臨んでいます。寒川哲臣所長に研究所の社会的使命や世界をけん引する研究者に必要なマインドについて伺いました。

Front-line Researchers

■ 概要
電子決済などの電子商取引や、ネット税務申告などの電子政府機能が普及しつつある現在、ネットワークやサービスの安全性についてはその重要性がますます高まっています。こうした中、現代暗号は安全性を保証する技術として活発に研究され発展しています。先導的研究を行い、革新的な技術を多数創出し実用化したことが評価され、2018年に情報通信および放送の進歩発展に著しい功績のあった方々に贈呈される前島密賞を受賞した阿部正幸NTTセキュアプラットフォーム研究所 上席特別研究員に、研究の進捗や研究者としてのあり方を伺いました。

Rising Researchers

■ 概要
「ボールを良く見る」など、スポーツの世界ではよくヒトの「眼」について言及されます。今回は、特に無意識下の運動について、眼と腕の関係性を解き明かす「感覚運動生成」の研究に従事し、スポーツやユーザーインタフェースなど実社会への新たな価値提案をめざす安部川直稔特別研究員にお話を伺いました。

Feature Articles: NTT’s Medical and Health Vision toward Creation of Bio-digital Twin

■ 概要
今、人類は過去に類をみない新型コロナウイルス感染症のパンデミックを経験しています。そこでNTTは、心身の状態の未来予測を通じて、未知なるリスクを回避し、健康で将来に希望を持ち続けられる医療の未来の実現に貢献するため、2020年11月に医療健康ビジョン「バイオデジタルツインの実現」を発表しました。本特集では、医療健康ビジョン、およびバイオデジタルツインの要素技術である、生体情報の取得・分析や体内での治療の実現に向けた最新の技術内容について紹介します。
■ 概要
健康な生活を続けるためには、疾病リスクにできるだけ早く気付き、対策を講じていくことが大事です。NTTは、健康な生活の実現のために、健康診断結果のデータやゲノム情報、大規模なコホート調査で得られたデータなどから機械学習を用いて疾病リスクを予測し、その要因を分析する技術の研究開発に取り組んでいます。本稿では、生活習慣病を対象としたゲノムデータ分析と要介護の要因として注目されているロコモティブシンドローム(ロコモ)を対象としたコホート調査データ分析を紹介します。
■ 概要
医療費削減などの社会課題に対して、生活習慣改善などによる健康増進が解決策の1つとなっています。本稿では、生活習慣改善をユースケースとしたその人らしさに合わせたアドバイス提示による行動変容支援技術について紹介します。
■ 概要
深部体温は医療現場でも用いられる重要なバイタルサインですが、近年、体内リズムを反映する指標としても注目されています。深部体温は体の核心部の温度であるため、測定を精確に行うためには体腔内にセンサを挿入する必要があり、負担が大きいことが課題です。NTT物性科学基礎研究所では、熱の流れに着目し、体にセンサを貼るだけで深部体温を測定可能とする技術の研究を行っており、本稿では現在の研究の進捗状況について紹介します。
■ 概要
人の身体や心理の状態を知るうえで、生体音と心電信号は非常に重要な手掛かりとなります。本稿では、装着型音響センサアレイ(テレ聴診器)による生体音の計測、およびhitoe®によるテンソル心電図等の新たな計測・解析技術と、それらを用いた信号処理・機械学習技術を紹介し、パーソナル心臓モデリングによる疾病の早期発見への可能性や発症後のリハビリテーションへの応用を展望します。
■ 概要
工学の技術や理論を駆使することで生体の構造や機能を解明し、新しい技術として応用する学問を生体工学(バイオニクス)と呼びます。生体系と工学系を双方向的につなぐ技術の確立は、バイオデジタルツインの実現や医療・ヘルスケアに対する新たな技術の創出にとって重要です。本稿では、NTT物性科学基礎研究所とNTTサービスエボリューション研究所がそれぞれ展開しているバイオニクス技術について紹介します。

Feature Articles: Disaggregated Computing Will Change the World

■ 概要
IOWNの実現のためには、これまでと比較にならない大量のデータを効率良く処理できる高度なコンピュータが求められます。NTTでは、この要求にこたえるために、光電融合技術を最大限活用した画期的なコンピュータアーキテクチャについて検討を行っています。本稿では、この新たなコンピュータアーキテクチャである「ディスアグリゲーテッドコンピューティング」の全体概要と基本コンセプトについて説明します。
■ 概要
NTTでは、ディスアグリゲーテッドコンピューティングを実現するための光電融合技術について検討を行っています。本稿では、光電融合技術のコンセプトについて説明し、ディスアグリゲーテッドコンピューティングに光を導入することがなぜ有効なのかを示し、さらに検討中の低消費電力デバイスについて紹介します。
■ 概要
ディスアグリゲーテッドコンピュータは、一見ハードウェア検討の割合が大半を占めるようにみえます。しかし、仮にハードウェア資源が物理的にフラットに光で接続された世界が実現されたとしても、既存のソフトウェアを用いるだけでは、効率的なコンピューティングを実現することはできません。本稿では、CPUを中心として発展してきた既存のソフトウェアの問題と、ディスアグリゲーテッドコンピュータ実現に向けた新たなデータ交換モデルとして、メモリセントリックアーキテクチャについて紹介します。
■ 概要
IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)により実現される光ディスアグリゲーテッドコンピュータは広域に分散した多様な計算デバイス(省電力CPU、アクセラレータ等)により構成されます。本稿ではネットワークワイドな処理のオフローディングや電力最適な計算デバイス選択等のコンピューティング基盤制御により、光ディスアグリゲーテッドコンピュータにおける省電力化・電力効率最大化を実現するパワーアウェア動的配置制御技術を紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
TM Forumは、1988年の設立から30年来行ってきたTelecommunications Management Network(TMN)モデルに基づくテレコムオペレーション〔通信事業者のBSS(Business Support Systems)/OSS(Operation Support Systems)〕の検討・標準化から、次世代の他事業者・産業と連携したB2B2Xサービス向けのオペレーションシステムのフレームワーク、アーキテクチャの検討・標準化にシフトしてきています。最近は、特にAI(人工知能)技術を活用した業務の自動化をめざしたAutonomous Networkや顧客指向のオペレーションをめざしたCustomer Experience Managementに関する標準化に向けた取り組みがさかんに行われています。NTTグループは、本団体で、NTTグループの技術・ビジネス要件の標準化への反映を進めているとともに、本団体のドキュメントを活用し、デジタルトランスフォーメーション(DX)化に向けたOSS/BSSのアーキテクチャの検討を進めています。

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings
外部での受賞もしくは投稿した論文の抄録

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