用語説明

Java

Sun Microsystems社がWWWブラウザ上でプログラミングすることを目的に提案したネットワークに分散したオブジェクトを記述することを目指して設計された汎用のオブジェクト指向言語。多くのWWWブラウザで採用されたため,急激に普及した。Netscape,Internet Explorer等が実行をサポートし,ブラウザに依存しないプログラムが実現できる。C/C++言語に類似した文法を持つ。ネットワーク上での「データ共有」という意味では,WWW等の情報サーバがある。一方で,データとプログラムを共有する,言い換えると「オブジェクト」を共有することが,これまでのHTMLでは不可能である。音声,イメージ,アニメーションなどマルチメディアを操作できる言語として注目されている。またネットワークコンピューティングを意識して設計されており,アプレットと呼ばれるプログラム部品をサーバからダウンロードすることによって,クライアント側でそのプログラムを実行できるのが大きな特徴。