用語説明

サーバ

分散処理においてネットワーク上の他のマシンにサービスを提供する装置。LANでは一般にネットワークOSを搭載したマシンをサーバと呼ぶ。提供するサービスによりファイルサーバ,プリンタサーバ等がある。

◆ 《ファイルサーバ》

サーバのディスク内にあるファイルをネットワークに接続されているワークステーションやパソコンに公開して共有できるようにするサーバ。ネットワーク利用者は公開されたディスクをあたかも自分のローカル・ディスクのように使用できる。

◆ 《プリンタサーバ》

自分に接続されたプリンタを他のワークステーションやパソコンがネットワークを介して利用できるようにするサーバ。プリンタ装置は比較的高価であるため,ネットワーク資源と共有することで経済化が図れる。

◆ 《データベースサーバ》

自分のディスクにデータベースを格納し,クライアントからの要求を受けてデータベース・アクセス処理を実行するサーバ。ネットワークコンピューティングの中で最も進んだシステム。

◆ 《コミュニケーションサーバ》

LANのインタフェースと様々な通信インタフェース,例えばISDN,アナログインタフェースを有し,遠隔地のパソコン(PC)を公衆回線を経由してLANの一端末として接続する機能を持つ。TCP/IP,IPX,AppleTalk等様々なプロトコルをサポートした製品もある。

◆ 《ルートサーバ》

レイヤ3でパケット転送を実行する装置にダウンロードするためのルーチング情報を蓄積し,当該ネットワークの管理,制御を行うサーバ。ルーチング,ブリジング情報を一括管理することで,仮想LANの環境を提供できる。

◆ 《PC-Xサーバ》

ワークステーション用のウインドウシステムをパソコンに表示させるソフト。