用語説明

シングルモード(SM)型光ファイバ

コア径が小さく,コアとクラッドの比屈折率差が小さくなっており,伝搬するモード(状態)が1つしかない(シングルモード)ファイバ。低損失で,かつモード分散による信号の劣化がないので長距離,広帯域な伝送が可能である。このため,NTTでは加入者系も含め,すべてSM型ファイバを使用することとしている。

◆ 《APC(Advanced Physical Contact)技術》

SM型ファイバ用光コネクタでは,フェルール先端を凸球面に研磨してファイバ端面同士を接触させているが,この研磨時に生じる加工変質層をSiO2の超微粒子を用いてさらに研磨することにより,反射を低減させる技術。