用語説明

フリーダイヤルサービス

かかってきた電話の料金を着信者が負担するNTTの着信課金サービスで,1985年12月にサービスを開始。このサービスを契約すると従来の電話番号のような地域による区別がない全国一律のフリーダイヤル番号が付与される(サービス識別番号0120+6桁のお客さま番号)。契約者は目的に応じてフリーダイヤルで受ける地域(発信指定地域)を自由に指定することができる。また1つのフリーダイヤル番号にかかってきた電話を地域ごとに受付する「全国共通番号サービス」などの多彩なオプショナルサービスにより経営効率化のツールとしても有効である。

◆ 《ANまたがりデータ》

フリーダイヤルサービスの受付先変更サービスで,異なるフリーダイヤル番号(AN:Advanced Network Number)対応の電話番号に着信させる場合のデータをいう。

◆ 《お話し中待ち合わせサービス》

フリーダイヤルでの着信回線がすべて話し中の場合,かかってきた電話をネットワーク上でお待ちいただき,回線が空いた後に着信側へ順次接続するサービス。これにより,お客さまにオペレータの人員や回線増設等のコスト負担をすることなく,お話し中の軽減ができる。

◆ 《着信番号通知サービス》

発信者がフリーダイヤル番号をダイヤルすると,「フリーダイヤル0120-○○○○○○へおつなぎいたします。」というメッセージを流し,発信者がダイヤルしたフリーダイヤル番号に誤りがないかどうかの注意喚起を促した後,接続するサービス。本サービスによりフリーダイヤルへかけていただくお客さまの誤ダイヤル防止になるとともに,契約者にとってもお客さまへのフリーダイヤル番号の周知と定着化が図れる。