用語説明

専用回線ノード装置(CNE)

Circuit Node Equipment

高速ディジタル伝送サービスを提供可能とするための専用線端局装置。標準インタフェース対応の装置で,従来の装置(SLT,DCAT)に比べて,サービス速度の最小単位である64 kbit/sを単位として最大6,144 kbit/sまでの回線が終端でき,多重アクセスサービスのための回線の振分け(設定・変更)が可能である。

◆ 《サービス基本パス

CNE・LD-SLT等の専用サービスノード間に設定されるパスをいう。パスの単位は1.5 Mbit/s,6.3 Mbit/sであり,パス名は専用サービスノード装置種別ごと(高速ディジタル,低速専用線,放送線等のサービス種別ごと)で分類される。

◆ 《TSI部(Time Slot Interchanger;回線設定部)》

高速ディジタル伝送サービスに使われる専用回線ノード装置(CNE)において,伝送路または信号源から入力されるディジタル多重信号を物理的に回線単位に分割することなく,タイムスロットの入替えにより回線の設定をする機能部をいう。

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